FXで取引可能な外貨は、複数あります。ユーロやドルなどの外貨がありますが、それぞれ特徴も異なるのです。FXのトレーダーによっては、あえて複数の外貨で取引している事もあります。その主な理由は、分散投資です。

資産運用する時の分散投資とは

自分の資産を増やしたい時は、あまり1ヶ所に集中しない方が良いと言われています。資産を集中してしまうと、リスクも大きくなってしまうからです。
例えばAとBという株の銘柄があり、それぞれ運送業と販売業です。その2つの会社の数字データを確認してみたところ、A社の方が有望であると考えました。ちなみに自分が保有している金融資産は、100万円です。
この場合、多くの方々はA社に投資しています。もちろんA社の業績が順調であれば、利益が発生するでしょう。
しかし、数字は必ずしも自分の思い通りに動いてくれるとは限りません。A社の業績が不調なら、損失になる事もあるでしょう。
そこで、A社とB社に分散してみる訳です。A社に100万円投資するのではなく、A社には60万円ほど投資して、B社に40万円投資します。もしもA社の業績が悪くなった時でも、損失額は最大60万円になるでしょう。たとえA社の業績が悪くても、B社には影響が及ばないからです。このような投資方法は、分散投資と呼ばれます。

複数の外貨に分散してリスクを抑える

ところで冒頭でも触れた通り、FXでは色々な外貨で取引できるのです。それぞれ特性も異なる訳ですから、あえて複数の外貨で売買してみるのも悪くありません。
例えばランド円とポンド円という外貨があります。前者のランド円は、長期的な取引に向いていると言われています。値動きは緩やかですが、スワップポイントは高めだからです。逆に、後者のイギリスの外貨の場合は、むしろデイトレ向けという声も根強いです。
もしも上記のように100万円の金融資産があるなら、どちらか1つの外貨に集中するのではなく、あえてポンドとランドに分散してみる方法もあります。その理由は、上記の株取引と同じです。たとえランド円の値動きは今ひとつでも、ポンド円は好調に動いてくれる事もあります。ランド円の損失を、ポンド円が補ってくれるイメージです。ですからランド円は45万円だけ投資し、ポンド円は55万円で投資するやり方もあるでしょう。
複数の外貨で分散投資すれば、運用成績が安定する実例も多いです。利益率を高めるためにも、複数外貨での取引も検討してみる方が良いでしょう。